菊花賞
とりあえず出馬表
1 オペラシチー
佐藤哲三 オペラハウス(ブレイヴエストローマン)1.58.3(小倉/良)
2 カンパニー
柴原央明 ミラクルアドマイヤ (ノーザンテースト)
3 グレイトジャーニー
小牧太 サンデーサイレンス(Mr. Prospector)2.24.9(東京/良/04.05)
4 スズカマンボ
安藤勝己 サンデーサイレンス(Kingmambo)2.00.1(中山/良) 2.24.0(東京/良)
5 ホオキパウェーブ
横山典弘 カーネギー(Mr. Prospector)2.02.6(中山/良) 2.24.5(東京/良)
6 シルクディレクター
熊沢重文 マヤノトップガン(モガミ)
7 エーピースピリット
吉田豊 サクラローレル(ジヨンテイオンブル)
8 ケイアイガード
松永幹夫 デヒア(Relaunch) 1.59.2(阪神/良/04.09)
9 トゥルーリーズン
四位洋文 Silver Deputy(Strawberry Road)2.01.4(中山/良/04.03)
10 ハーツクライ
武豊 サンデーサイレンス(トニービン)1.59.4(阪神/良) 2.23.5(東京/良)
11 ストラタジェム
福永祐一 サンデーサイレンス(Sadler's Wells) 2.00.9(東京/良) 2.29.4(京都/良)
12 ブルートルネード
池添謙一 ジェイドロバリー(シンボリルドルフ)1.59.6(小倉/良) 2.28.2(京都/良)
13 コスモステージ
小池隆生 タマモクロス(ミルコウジ)2.01.0(阪神/良) 2.26.1(東京/良)
14 ハイアーゲーム
蛯名正義 サンデーサイレンス(Law Society)2.01.1(中山/良) 2.23.8(東京/良/)
15 コスモバルク
五十嵐冬 ザグレブ(トウシヨウボーイ)1.58.8(中山/良) 2.24.5(東京/良)
16 ブラックコンドル
赤木高太 エルコンドルパサー(サンデーサイレンス) 2.01.8(阪神/良)
17 モエレエルコンドル
田中剛 エルコンドルパサー(Wavering Monarch)2.00.8(福島/良/04.06)
18 デルタブルース
岩田康誠 ダンスインザダーク(Dixieland Band)2.00.6(福島/良) 2.26.8(東京/良)
(一般論)ダービー上位組がやはり有力。2着ハーツクライ、3着ハイアーゲーム、5着スズカマンボ。ダービーでは8着に敗れたが、それ以外では前記3頭に先着を許していないコスモバルク。
コスモバルクは暴走したダービーが能力通りの結果ではない。行きたがるところがどう出るかが問題。前走も向正面で先頭に立つまでは押さえ切れない行きっぷり。結果的に大幅なレコード更新で能力の高さを見せつけた形だが、あのペースで三千は厳しい。前半は速いペースで逃げるにしても、中盤でスムーズにペースダウンできるかが鍵。
極端なスローはないとみれば、ハーツクライ。大きなストライドの直線勝負型、京都新聞杯のレースぶりをみても外回りは合う。
右回りで成績の上がらないハイアーゲームだが、中山・阪神の小回りで出負けから外を回ったもの。京都外回りでスムーズに直線に脚を残せれば、右回りでも今までとは違う結果になる可能性も。
スズカマンボは前走古馬相手に重賞を勝ってきたが、GⅠ級不在のメンバーでスローの競馬。瞬発力もいまいちで勝ち負けは厳しい。コスモの前を先行すれば一発はある。ハーツ、ハイアー逆転まではどうか。
神戸新聞杯でハーツクライに先着したケイアイガード。父デヒアの産駒には短距離型が多いだけに不安。
たんぱ賞でこれと互角のレースぶりだったカンパニーも侮れない。
セントライト記念でコスモバルクと差のなかったホオキパウェーブ、トゥルーリーズン、モエレエルコンドル。
特にあと一歩まで迫ったホオキパは、夏を越して大きく成長したとみれば主力グループに入ってくる。
古馬相手の朝日CCでは7着に敗れたオペラシチーだが、スローの直線勝負の競馬で中に閉じ込められた形。まだ見限れないところ。
(血統)87年以降二度以上菊花賞制覇した父馬はトニービン。サンデーサイレンス。ブライアンズタイム。サッカーボーイ。同じく母父で見ると、マルゼンスキー。ブラッシングルーム。ニジンスキー。ノーザンダンサーがいる。ノーザンテーストも数多く連体している。いまだに世界最強のステイヤーであるサドラーズウェルズ産の種牡馬は勝利をあげていない。
ハイアーゲームはマンハッタンカフェと。ハーツクライはリンカーンと血統が似ている。
1 オペラシチー 前走は明らかに太目。それでいて0秒3差にまで詰め寄ったのは立派。距離適性は高いし、無理なく進めるこの枠順も追い風になりそう。
5 ホオキパウェーブ 春とは一変したと言える馬体、状態。前走、コスモバルクに詰め寄った内容も評価できるし、上位争いは確実といえる1頭。
9 トゥルーリーズン 決め手勝負は分が悪く、粘り込みに活路といったタイプ。素質はそう見劣らないが現時点ではやや実績面が乏しい。先々は出世できる器だと思うが、今回は入着候補か。
10 ハーツクライ 武豊騎手も好感触に満足気な表情。前走の負けをこの一戦で晴らそうとの気概が感じられる。枠も丁度良い5枠10番。自慢の切れを生かすには絶好の外回り、平坦直線の京都なら連を外す事は無さそうか。
11 ストラタジェム 距離に不安無いが、久々はやっぱり不利。それに本格化するのはもう少し先かも。
13 コスモステージ 大逃げ宣言! 血統から長距離は臨むところだが、果たして後続がそれを見逃すかとなると?も。
14 ハイアーゲーム オールカマーは久々?が影響したのか、この馬らしい鋭い伸びには今一つの印象だったが、右回りを苦にした様子は無かった。ただ、今回はコーナーを6回通過という条件面がどうなのか、それが気になる点だ。外回りで直線が長く、加えて平坦。3角からの下りを利して一気も考えられるが、何とも微妙。上位争いは可能も?も付く!?
15 コスモバルク 弥生賞、皐月賞はハナを切らなくても結果を出せたが、ダービーは折り合いを欠いて8着。前走も途中からハナを切った事で凌ぎ切ったが、ゴール前は詰め寄られている。ハナを切るにしても“マイペース”が条件だし、抑えても“スロー”で掛かる心配がある。それで3000mがもつか否か微妙だ。今回は1、2着なければ中位は無く、惨敗もあるといった極端な結果になりそう。
◎ ホオキパウェーブ
○ ハーツクライ
▲ コスモステージ
△ トゥルーリーズン
× オペラシチー
× ハイアーゲーム
× ストラタジェム
☆ コスモバルク
馬券
馬連5−9
5−11
5−13
9−10
10−11
10−13
単勝
コスモステージ
ワイド
13−15
14−15
10−11